災害ボランティアセンター運営者訓練

この訓練はひたちなか市災害ボランティアセンター運営要項」に基づき、災害時におけるボランティア活動支援の資質向上を目指し、災害ボランティアセンターの設置・運営に関する実践的な訓練を行うとともに、発災時に迅速かつ的確な支援活動に協力していただける、防災ボランティアリーダーの養成を目的に実施しました。CIMG5675

当日は約70名近い参加者が集まり、午前中は災害ボランティアセンター運営訓練を行いました。鹿嶋市社会福祉協議会の職員3名が応援社協役として参加しました。他にひたちなか市ボランティア連絡協議会、ひたちなか青年会議所、ひたちなか国際交流協会等様々な団体が参加しました。災害ボランティア活動は、あらゆる分野、団体とつながりコーディネートする必要があります。今回は国際交流協会が参加したので、外国語のニーズやボランティア役を行ったりと多様性がある災害ボランティアセンター運営訓練となりました。CIMG5861

午後は「災害ボランティアセンター運営の実際」関東・東北豪雨災害(鬼怒川水害・常総市)
として、元常総市災害ボランティアセンター長だった滝本氏から、お話がありました。特に印象に残ったのが「できない理由よりできる理由をさがそう」を合言葉に地域住民からの依頼を受けたりしたとのことでした。また、あらゆる団体が災害支援に入ってくる中で、現地の災害ニーズと団体のマッチングも災害ボランティアセンターの重要な役割だと感じました。

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後半は「災害ボランティアセンターを通じた 地域のつながり」として災害ボランティア活動支援プロジェクト会議 委員の米沢氏より熊本県での活動報告とこれからの災害ボランティアセンターの役割についてのお話でした。今までの災害ボランティアは危険な作業は行わなかったが、できるボランティアがいれば断らずにコーディネートすることも必要とのことでした。
また、災害で困っている世帯は、実は地域から孤立している可能性もあり、実は災害以外のニーズも潜んでいることがあるとのことでした。
今後は社協の持っているネットワークと「安心して生活できるまつづくり」を目的としている社協ならではの災害ボランティアセンターの運営を心掛けていきたいと思います。

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